こんにちは、みなさん!
心理カウンセラーの「らいおんハートおじさん」です。
今回は、あなたに「感情的な推論」と「べき思考」という考え方について
お話させていただきます。
「感情的な推論」
「感情的な推論」とは、自分の感情を証拠や現実の基準として使ってしまうことです。
つまり、感じることと現実が一致すると思ってしまう傾向があります。
例えば、恐怖を感じたからといって、
その状況が実際に危険だと判断してしまうことがあります。
感情は大切な情報源ですが、感情だけで現実を判断するのは危険です。
事例:
例えば、会社でプレゼンテーションをするときに緊張してしまい、
「きっと失敗するだろう」という不安に襲われることがあります。
しかし、実際にはその準備は万全であり、失敗する可能性は少ない場合もあります。
感情的に「失敗する」という結論を出すことで、
余計なプレッシャーや不安を生むことになります。
対処法:
客観的に事実を確認する: 感情が高まっているときは、一度感情を置いておいて
客観的に事実を確認しましょう。
具体的な証拠やデータを見ることで、感情に左右されずに判断できる場合があります。
感情と向き合う: 感情が強いときは、それを無視せずに受け入れ、
その感情がどこから来ているのかを理解することも大切です。
感情を理解することで、より客観的な判断ができる場合があります。
「べき思考」
「べき思考」とは、自分や他人に対して、厳しい規範や要求を課すことです。
例えば、「もっと頑張らなければならない」「もっと優しくなければならない」
というように、自分や他人に対して理想的な行動を強制することがあります。
これによって、自己評価が低下したり、ストレスが増大したりすることがあります。
事例:
学校で成績がBだったときに、「Aを取るべきだった」と自分を責めることがあります。
しかし、Bの成績も一生懸命取った結果であり、それを否定する必要はありません。
また、他人に対しても同様に、「あの子はもっと私を理解すべきだ」
というような「べき思考」が関係を悪化させることがあります。
対処法:
柔軟な視点を持つ: 自分や他人に対して「すべき」を課す前に、
その規範が本当に必要なのか、柔軟な視点から考えてみましょう。
一つの規範に固執せず、状況や可能性を考慮することが重要です。
自己受容と他者理解: 自分や他人の行動や能力を客観的に見ることで、
自己受容や他者理解が促進される場合があります。
まとめ
感情的な推論と「すべき」思考は、私たちの日常生活において
思考や感情を歪ませる要因となります。
これらの認知の歪みに気づいたら、一度立ち止まって自分の思考を振り返り、
客観的な視点から見直すことが大切です。
自己受容や柔軟な視点を持つことで、より健康的な心の状態を保つことができます。
皆さんも自分の思考を見つめ直して、ポジティブな変化を起こしていきましょう。
「少し気になるな」と思ったら、
どうぞお気軽にご相談くださいね。
あなたのその不安や悩みを
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らいおんハートおじさんは、
いつでもあなたの味方です🐾。
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あなたとお話しできる日を心待ちにしています。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。