こんにちは、みなさん!
心理カウンセラーの「らいおんハートおじさん」です。
今日は「認知の歪み」についてお話ししましょう。
認知の歪みとは、私たちが物事をどう見たり考えたりするかに影響を与える思考のクセのことです。これが原因で、現実とは違う捉え方をしてしまうことがあります。
今日はその中から、「白黒思考」と「過度の一般化」について詳しく説明しますね。
1. 白黒思考
白黒思考とは、物事を極端に「全て良い」か「全て悪い」と考える思考のことです。
これは、物事を白か黒か、二つの極端な視点でしか捉えないため、現実的なバランスを欠いてしまいます。
例: テストで90点を取ったときに、「100点じゃないから自分はダメだ」と思うことがあります。実際には90点は素晴らしい成績ですが、この思考では満足できず、自分を責めてしまいます。
対処法: この思考を修正するには、グレーゾーンを認めることが大切です。
90点を取った自分を「ほとんど完璧に近い」と評価し、努力を認めましょう。
また、自分に対して優しくなり、すべてを完璧にこなさなければならないというプレッシャーを減らすことが大切です。
2. 過度の一般化
過度の一般化とは、一つの出来事から、全てのことを判断してしまう思考のことです。
この歪みもまた、現実を歪めてしまう原因となります。
例: たとえば、ある日友達と喧嘩をしてしまったとします。
その後、「自分は友達作りが下手だ」と思い込むことがあります。
この一度の出来事だけで、自分の対人関係全般を評価してしまうのです。
対処法: 過度の一般化を避けるためには、具体的な証拠を集めて現実を確認することが重要です。友達と過ごした楽しい思い出や、他の友達との良好な関係を思い出してみましょう。
また、何か一つうまくいかなかったことがあっても、それが全体を意味するわけではないことを理解するように努めましょう。
最後に
これらの認知の歪みを理解し、意識することで、よりバランスの取れた現実的な考え方ができるようになります。
次回は他の認知の歪みについてもお話ししますので、お楽しみに!
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最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。